エロージョンは主にブレードのLE（リーディングエッジ）に発生します。画像ではエロージョンが進行しブレード表面の塗装だけでなく、ブレード本体まで摩耗していることを確認できます。軽度のエロージョンであれば表面の塗装の補修だけで済みますが、進行するにつれてエロージョンの範囲が広まったり、本体部分への補修が必要となっていきます。補修の工程が増え、補修時間を延ばさないためにも早期に発見し対処することをお勧めいたします。

エロージョンの進行度によって補修の工程や内容は変化します。工程を誤ったり精度が甘いと、仕上がりや後々の剥がれなどの原因となるため、一つ一つの工程を大切に丁寧かつ確実に進めてきます。

補修箇所への塗装と、さらに前縁部（LE）にはエロージョンから本体を守る保護剤を塗布して作業完了となります。風力発電機を納入した際の当初からブレードに塗布されている保護剤よりも、現在当社で扱っている保護剤のほうがエロージョンに対するダメージや剥がれに強い実績がございます。ぜひ、当社での施工をご検討ください。