施工事例のご紹介

ご依頼の多い補修のうちの一つがエロージョン補修です。

エロージョンとは、ブレードが空気や空気中に含まれる砂などによりブレード表面の塗装、進行度によってはブレード本体が摩耗している状態を指します。

風力発電機の運転に直ちに支障が出るものではありませんが、エロージョンを放置しておくとブレードの風切り音が大きくなったり、雨などが本体に浸透し悪化が加速する恐れがございますので、迅速な補修をお勧めいたします。

高所に設置されている風力発電機は落雷による破損も発生します。

ブレードに落雷した箇所は、一見すると小さな穴ですが、内部の部材はそれよりもとても大きく破損しています。

落雷により破損した部材は強度が弱まり、さらに落雷によりできた穴から雨が侵入し補修範囲がどんどん大きくなってしまいます。こちらも迅速な補修をお勧めいたします。

ブレードには雷を受け、地面へ逃すための金属の部品（レセプター）が埋め込まれています。

雨や潮風の影響により部品が腐食すると、地面へ雷を逃す導通が取れなくなり、落雷した際にブレードが大きく破損するだけでなく、場合によっては火災を引き起こす可能性もあります。

ブレード点検時、導通の確認ができなかった際はぜひご依頼ください。