風力発電機は高所に設置される性質上、落雷による破損被害も頻繁に発生します。画像は落雷を受けた箇所を拡大した写真です。小さなピンホールができただけのように見えますが…

ブレード表面の塗装等を除去し調査を進めると、内部の部材が真っ黒に焦げ破損していることがわかります。破損部位を除去し、新たな部材を取り付け補修を進めていきます。

最後に塗装をして作業完了です。見た目は小さな落雷による破損でしたが、破損したままの運転は破損箇所へ負荷が増大したり、雨水の侵入し破損範囲が広がっていく傾向があります。落雷を確認した際は早急な点検、補修をお勧めいたします。